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  管理人・歩く猫 これっぱかしの宝物について。真田丸とネット小説など。ご感想・メッセージは記事付属コメントかページ最下段のフォームどちらでもどうぞ
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これはK96さんのwebマンガ+イラストサイト「870R」(サイトは18歳以上推奨)「HANA-MARU」からの二次創作であり、「王さまとブヨピヨ」「サミー・エバーパインの逆襲」の続編です。


全8話。第1話はこちら。他のHANA-MARU二次小説はこちらから。


おとなむけ。おこさまは よまないでくださいね。


騎士ハルミオンと十二の試練(4)
「ハル右! 違う、アンタから見た右じゃなくて!」
「どわ!」
 ぶーおっ!
 横っ飛びに逃げたハルをかすめて、火炎がほとばしります。
「おお~!」
「すごい迫力だ!」
 日没後のハワイアンカフェは本物の火を使った豪華なアトラクションに沸いていましたが、ハルは姿の見えないドラゴンと戦っていました。
 鏡にかじりつくリューが位置をナビゲートします。
「九時の方向へダッシュ! 尻尾が来るわ、頭下げてー!」
「ひいー!」
 身の軽いハルはかわし続けることならできるのですが、防戦一方で攻撃に転じるスキが見つかりません。
「おじいちゃん、すごいわねー!」
「あー?」
「すごいわねーはるるんがー!」
「何じゃー?」
「もー、爆音のクラブみたい。ドラゴンの咆哮風の効果音ウルサすぎー」
 耳を押さえたヨーコリーナがステージ袖に文句を言いに行くと。
「アンタいいとこへ来たわ! ドラゴンスレイヤーの情報をちょうだい! 何でもいいから!」
「えー、神話伝承だけでもめちゃくちゃあるけどー。信憑性あるのからウソ丸出しのまで」
「なるべくホントらしいのにして!」
 リューはヨーコリーナが並べ立てる伝説の屠竜武器を次々召還していきました。
「いい感じだわ! その調子よ、ハル!」
「時々は攻撃が当たるようになってきたっスー!」
「ねえねえ、このファイヤーダンスってリューぽんが振り付けたの?」
「ダンスじゃないわよ。合わせ鏡が干支で呪いで、あー説明邪魔くさい。そういえば」
 リューは、ふとハルの動線に見入ります。
「ドラゴンの動きがダンスみたいにパターン化してるわね。だからハルが慣れてきて攻撃が当たり始めたんだわ。この外甲殻、鱗形状、火属性……」
 とある狩人の古い手記に思い当たった読書家のリューは、ガバと身を乗り出しました。
「そいつ、翼竜だけど雌だから高くは飛ばないわ! 足を狙いなさい! 尻尾の毒性に気をつけて! ひと狩り行こうぜ!」
 リューの的確な指示のもと、包囲弾幕から頭部への連続斬撃が決まり、ハルは雌火竜の逆鱗を手に入れたのでした。


第5話へつづく!)
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