メールフォームお返事

10月22日に送信いただいたメッセージへのお返事です。

「カルサレス卿の獄中記」にご感想ありがとうございました！


「>主人公にも見せ場を」
全編しゃべり続けることが彼の見せ場……なんて思っていまして、一人称で書きたい！という初期動機には忠実なのですが、読む人が動きを感じないとすればそれを人称のせいにはできないのです。わはは。


牢番君へのグチが愛情の裏返しみたいに響けば満足でした。「何もしないで巻き込まれる」という何もしなさと、自ら何かを打ち立てる時代のムードとの、すり合わせみたいなものを怠ったのかも。


「>ちょっとした手品」
文章だけ口先だけで何とかする、というのは私が頼りがちな癖なので、お褒めいただいた点ではありますが、反省の手がかりにしていこうと思います。


新たな気持ちで旧作を振り返ることができ、ガツガツと推敲しています。何より、お付き合いいただけて嬉しいです。ありがとうございましたー！