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  管理人・歩く猫 これっぱかしの宝物について。真田丸とネット小説など。ご感想・メッセージは記事付属コメントかページ最下段のフォームどちらでもどうぞ
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曽野 十瓜さんのブログに、覆面作家企画3冬、感想推理の返礼が上がっていました。
http://thatsright.blog.shinobi.jp/Entry/638/


企画終わって平穏な日常を取り戻していたブログアクセスがにわかに跳ね上がり、心臓をおさえてうずくまりかけました。お邪魔してみると、シャア専用の赤い情熱記事に冷や汗びっしょりです。アタシどんな事書いたっけか!と慌てて自分ブログを見直したら曽野さんの返信が全文に渡っているとわかり、ひたすら最敬礼でした。とんまな発言にも正眼でお付き合いいただき、冷や汗をぬぐいつつ久々に覆面3冬をおさらいしました。振り返れば本当に色々な面で目を開かせてもらえた(気になれた)企画でした。


直接ご挨拶にあがるには気弱すぎ、あと自分の話になりすぎてしまったので、失礼ながら自宅にて思い出語りを展開させていただきます。


返信というよりは創作に関する私の雑感であり、曽野さんブログと合わせてお読みいただき、お前もがんばれよと笑っていただければ幸いです。

ややこしやの引用部分には(歩)=歩く猫、(曽)=曽野さんとマークし、「獣王の眼」本文は色替えします。


久しぶりに「獣王の眼」を読み返すと、自分がどうしてあそこまで話を混ぜっ返したのか、もう理解できなくなっておりました。初見の他人が読むと色んな見え方が飛び出すんですね(無責任だな)。再読は、ほとんど自分が書いた気分で情景が目に浮かびました。改めて感じるのは場面の入り口それぞれのキレの良さでしょうか。時間がザク切りに跳び、また文体にクセはあっても、(1)「旅の道中」に彼らのキャラ的背景をからめる、(2)「旅の目的地」で彼らの背景に別の光を当ててみせる、という道筋をたどるための飛び石が、雑でなくちゃんと印象的なのだと思います。最初のドラマチック台詞「>目以外がもう駄目だ」の、言葉つきの普通っぷりったらないわけです。きちんと説明されない世界イメージが、こういう平易な言葉でかえって強烈だというのはぜひ参考にしたいところなのでした(すればいいさ)。


(歩)
「>治癒聖術士が攻撃するとは必死だな」が好き。
(曽)「ここらへんの台詞、ちょっと説明くさいなぁ」と思っていた


このへんから私が「飛び石」のペースに順応し始めたということかも。いっぱい情報はあれど吸収の段階ではない第二段、目一杯ドラマチックなのに詳細は語られない第三段(夢のシーン)と続く頃にはもういい感じに情報飢餓状態になっていて、読み手としては説明くささも「砂漠でオアシス」のタイミングだったのかもしれません。砂漠といえば、


(歩)
熱砂の荒野を横断するならあまり日中の旅程は組まないんじゃなかろうか。
(曽)早朝からヒイヒイ歩いてるうちに昼になりました


それはありそうだ~。


(歩)
どうして街じゃなくここで殺すんだろう。
(曽)「こりゃぁ、街中ではやめとこうぜ!」ということに


なるほど。うっく、今さらの告白ですが「無数の砂柱を作ったのはグリグリ」ということにおととい気付きました。「>どれ一つとして同じ意匠のものは無い。互いに弓を番えた儘のもの、互いに斬り結んでいるもの」を、古代文明のロマンあふれる「世界遺産」のナレーション調に読み流していました。ここに来て遺跡観光ガイドじゃないですよね。神話部分の「>棘に触れた者は皆錯乱して殺し合う」ですよねそうですよね。


こんなボンヤリ者の書き散らした視点だの動作だののうわごとが、設定フル投入版を書かれる際のお邪魔にならないよう祈るばかりです。「>十三年」というキーワードも波平メガネのようにおデコに乗せたまま、「壮大」なんつってワクワクしていましたです。ああ、「>私の左目はもう無い」なんてのは導入と幕切れで響きあっているんですね!(←大発見テンション)すみませんです。ボンヤリしていても楽しめたということではあるのです。私の感じた爽快感というのはハリウッド映画の予告編の気持ちよさに近いかも知れません。大づかみな雰囲気しかわからないながら、ヤマ場であることはガンガン迫ってくる。少年は世界の終焉を見るのか。いま明かされるベンディガーの謎。『あの予言は危険なのサ……』(←バルバラさん背中越しに)旅のおわり、運命の扉が開かれる。未公開シーン満載のディレクターズエディション、カミングスーン。ふざけてごめんなさい。全米が土下座。ちょっと落ち着きます。


「バラバラ」はダジャレではなかったでしたか~、すみません。「バドミントン」は確かにうろ覚えで平気ですね。「ホラ、あのばろみんとんの選手のさあ」くらいで通じてしまい、いざ活字にしようと思うと固まります。しかし音節の多い呼称ですねバドミントン。省略も言い換えもされず、よくここまで普及した。バドルドアアンドシャトルコックというよく似た競技もあったそうで、そっちが主流にならなくてよかったです。


がらんどうの「がら」は私も「空っぽ」の字づらでとらえていました。危なかった。勉強になりました。今度から「ガラーンとしてる」など使うときは「伽藍」とヒデキを思い浮かべることにします。悔しいけれどお前に夢中、つられていっぱい検索しました。「うろ覚え」の「うろ」も「うつろ」系和語と思いきや仏教由来説が有力なのだとか。ほほーう。でも和語に通じる語感があったればこそ仏教用語が日常に定着したとも言えそうですね。ふむーん。


世界各地に「グリグリ」という単語があるんですね!遠い記憶をたどると、私の「仏語だよね」イメージの底にあったグリグリは、フランス映画に出てきたペットの名前(「猫が行方不明」という映画が検索ヒットしましたが、豚?か縫いぐるみもあったような。あやふやでパルドン)でした。「グリ」がフランス語のグレーだそうで、重複させる幼児語でしょうか。「クロクロ」「ミケミケ」て感じかな。「コテコテ」…。


他のかたへのレスも興味深く読みました。ポジティブシンキングも勉強になります。物事のネガポジをひっくり返してみると色々面白いですね。拙文に適用すると、


(歩)
「読んでいてたびたび脳内イメージが断絶した」


はつまり、「それほど鮮やかなイメージが何度も立ち上がった」ということになるでしょうか。


ネガ⇒ポジではなくポジ⇒ネガの流れとして、最近「好意コメントを裏返す」という実験にハマっておりまして、「ここがイイよ!」と言ってもらえた時は「それ以外はヘボいよ!」のネガ解釈も合わせることで視野を広げようというマゾい試みをしております。(暖かい好意コメントは本当にありがたいのです。あくまで個人的な脳トレであります。フォーム等の短い反応だけが頼りなので、いただくご感想を余すところなく活用したいのでした。)顔の見える相手に自作を読んでもらったことがないヘタレとしては、


(曽)
「この人物のこの行動や台詞に何の意図があるのか説明せよ」


と執拗に尋ねられる文章道場とは、なんとも憧れる鍛錬の場です。ジャイ○ニズムでキャラ動機は充分に思えますよう(←アカンて)。納得するまで許してくれないなんて、「もう一回」しか言ってくれない大御所映画監督のようです。ガクブル。


覆面企画で気分だけは思い切り大御所監督のディレクターズチェアにふんぞり返ってしまったもので、あれ以来「ここって意味あんのか」など攻撃的な自分ツッコミに泣き濡れております。自分で簡単にズタズタにできるようなものを書くなってことですけども。ちゃんとした教室でも行われていることだと教えていただけたので、またふん張ってみます(勝手におきばり)。ネット越しのコメントであれ顔つき合わせてのやり取りであれ、また自家発電のセルフツッコミであれ、弱点を突かれたそのあとで「くっそーもっとオモロク!」と奮起することが大事なのですよね(「ね」って言われてもね)。


それにしてもこれだけどっぷり企画を楽しんだというのに、肝心の「覆面はがし」にはほとんど重点を置いてない自分に驚愕です。というか面白い話を書くことと同時進行でフェイクができる、「おかず二品と同時進行で洗いものも」なんてキッチン超人の思考回路を追うのは、ハナから無理な気がするのでした。三点リーダなど記号のヒントはダダ漏れだったと探偵諸氏はおっしゃるのですが、そういう手がかりを全く活用できないのが私です。記号に着目すればしたで、もっと見当違いの方向へ行っちまったでしょう。「確かにあの日見た犯人だわ!だって目がふたつに鼻がひとつに口がひとつだもの!」とか、そりゃ誰だって当てはまるさという仮説にとらわれる証人タイプ。異世界ファンタジーというジャンルがサイト開設以前にさかのぼる隠し球だったとは、まずそのキャリアに完全降伏でありました。お作を教材にさせていただき、本当にありがとうございました!

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