bird’s eye view

「bird’s eye view」にお付き合いありがとうございました！

推理材料になるような掌編ということで、覆面作家企画３夏「うわのそら滑走路」の続編にしてみました。以下ネタバレ（←企画４提出作品についてでなく＾＾）を含むふざけたあとがき。

各所で心配されていた事故、とうとう起きました。ツリー引責辞任するも土壇場で慰留。ちまっと「道」が入っているので意味なくお題も消化。普段はですます調のツリーも、緊急時はタメ口です。そして犬派。


わんこにメロメロのツリーにポインティング・フィンガーが引き気味なのは、自分がかつて公安のイヌだったからでしょうか＾＾。上から目線の彼が機能不全を起こしたら、誰と対話して解決すればいいんだろ。スーパーサイヤ人になってゴールドフィンガーに昇格しようか。わはは、「指」モノいいなー。約束を胸に旅立つ少年ピンキー。夢見る乙女リングフィンガー。（　）ァックユー中指。独裁者サンブリーナ（親指姫）。パームランドの行く末は大地溝帯（生命線）の分岐にかかっている。頭脳線の急流を下れ。見るな結婚線。フィナーレはみんなで一本締め。ヨヨヨイ、ヨヨヨイ。


前作でもそうですが、木やら鳥やらのAI連中を作ったのは当然人間なわけなのに、開発者としても、奉仕すべき対象としても、人間の存在感が薄いです。人のためでなきゃ夜も日も明けないというロボット三原則っぽいお題目は、どうも彼らの頭の中に見当たらないような。人類の生活臭がしない作風と思っていただけばいいのかな。


紫外線視その他はぼんやりしたでっちあげ情報です。例によってふわっとしております。S（知ったか）F（ふわっと）小説。