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  管理人・歩く猫 これっぱかしの宝物について。真田丸とネット小説など。ご感想・メッセージは記事付属コメントかページ最下段のフォームどちらでもどうぞ
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7月24日、HEP HALLでピースピットvol.12『風雲!戦国ボルテックス学園』を観てきました。ってすぐ前の記事もピースピット。加速中の人の創作スピードはすごいなあ。

以下はまとまりきらない記憶の箇条書き。


 非ジャンプ人間の私でも「ジャンプ的」と形容したくなる作品。いや面白かった。ピースピットらしいってどういうことか、一回分からなくなった。コミックスを丸まま手渡され、隣でアクションつきの絶叫朗読してもらった感じ。ひとりで読んで世界に没入してしまうのとはまた違う、大勢でワーワー読むマンガの楽しさ、だった気がする。前田慶次郎とかうっすらしか知らなくても全然へーき。ボールテーックス!


 シーンごとに、アニメ次回予告みたいな高テンションナレーションが付く。「マンガですよ」という枠づけの遊びだったのが、徐々に変化していくのが楽しい。初めは奥ゆかしく声のみの存在。そのうち声の主がマイクをつかんで舞台上に出てきちゃって、しまいに対決する二人と同列に並んじゃう。あの熱いナレーションは、世界を区切る枠であり、同時に生身の役者だもんで、枠の外から見ている私たちの意識を、もろともに連れていってしまうんだと思う。舞台の渦の中心へ。熱い、熱いぜ! となぜだかゲラゲラ笑い、終われば爽快ぷっはー! 体調悪かったのがなんか治った。


 ハチャメチャ剣劇に高圧ロックが大音量でかかると、「新感線?」と思う。途中までは少しそんな感じ。山浦さんに古田新太の立ち位置はそりゃ似合うけどさウフフ、と思いつつ見ているうちに、快感の置きどころが新感線とは違うことがはっきり分かる。「作者」とか「このお芝居では」とかをセリフでぶっちゃけ、一旦楽屋オチ的に小さくまとまってみせたそのあとで、同じ足場から高みへ登りつめるまでが一気。作者の意志が働いてるから、あの男は主人公だから、みんなで見てる物語なんだから、武蔵は負けない! すごいじゃないか。そんなことが現実世界でも起こりそうに思えてくる。例えばto十周年加速キャンペーンの課程で。なんちて。


 全く関係ない連想ながら。「サイン」という映画の終盤に、「そうだよ、誰かが見守ってくれてる」というセリフがあって大感動ポイントなのだけど、私は心の中で「そう、脚本家がね」と付け足す。皮肉じゃなくて。時に神さまさえお話に登場させ、つまり神さまよりも上位にいて、どんな自分勝手な願望も、ネタとして成立してれば採用してくれる話せる造物主が、味方なんだぜ。最強じゃん。私が「これぞピースピットだなあ」と感じることがあるとすれば、互いに励ましあおうとする人たちが、「強い味方がいる、大丈夫!」と言うときなのだと思う。「おまえの作家を信じろ、大丈夫!」根拠のないがむしゃらの信仰。証拠なしに信じる人は幸いであると、主のそれっぽいお言葉にあるそうな。Say yes.


 ピースピットらしさと言えばもうひとつ、楽しいことのてんこ盛り。てんこ盛りすぎて記憶の皿からこぼれてる。油断してるときに思い出してププッ。何かっちゃひとくさり舞い踊る人たちで、ショーとしても豪華だった。「会いたかった~」のペリーは困った風な眉がいい。つけっ鼻ひとつで、生身の人とは思えないくらい顔がマンガ化してた。ずっとあのガイジンアクセントで演技がうわすべらないって、多分なんかすごいと思うんだけど。何回もやる「黒船来航!」は声のトーンにもアクションにも、思わず引きつけられる引力があった。引っついてきたのはつけっ鼻だけどな。


 男女キャストによる水着サービス! どなたも肉体がウツクシー。オーバー30姉さんズも堂々ビキニで、さっきまでびしばしに衣装を着込んでいたはずなのに、お腹にベルト痕とかないんだよどうしてだ。ぷにょん系の女子たちも丸っこくてかわいい。誇らしげなTバックの方々はマッチョ戦隊フィギュアみたいな人間ばなれした美尻。殿は葉っぱ一枚あればいい。眼福。夏はいいねえ。


 立ち回りがすごかった! クライマックスの信長vs武蔵もかっこよかったけど、キャラ紹介がてら始まる「一対複数」の殺陣、これが流れるようでまた要素が粒立ってもいて、見ていて「ハフ」「ホフ」と息が漏れた。ロボ武蔵と新撰組のが特にきれいかった。


 助成金って十万円なんだ。急にリアルな金額。そういうスケールで作られてるんだなあ舞台って。グッズ買えば貢献できたか。金勘定の愚痴を言っても爽やかなのは、「今度ー、この学園にリハウスしてきました」なんてオーバー30にしか分からないムダ弾も盛り盛りだから? 雑用イエスに出会っちゃう天草四郎と、肝心の剣術の腕を「はい」っつって返す腰の軽さが大好きでした。ひとりの信長を倒すつもりではあかん、信長十人倒すつもりで初めてひとりに勝てる、とはまさに少年誌メソッド。百点取るつもりの勉強では七十点しか取れんのだ。「ジャンプをなぞるとこうなる」と、様式で遊んでいる感じ。入れ物が変わればまた違ったピースピットが見られるのだろうか。期待もするがハラハラもする。何が起こるか分からない、楽しみすぎるということだ!

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