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  管理人・歩く猫 これっぱかしの宝物について。真田丸とネット小説など。ご感想・メッセージなどは拍手のメッセージ欄でも各記事コメントでもお気軽にどうぞ
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いただいた推理・ご感想への個別お返事です。長々と自作語りになりまして(したくて)、よそさま宅に貼りつけるより自ブログにまとめさせていただきました。


お名前を探しにくい長大スクロールですみません。ツイッターや掲示板投稿のお早い順に上から。

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アヤキリュウさん
たっぷり推理と、推理素材から脱線したたっぷり感想をありがとうございました。かっこいい作品を軒並み「歩く猫っぽい」と言っていただき恐縮しっぱなしです。言葉足らず感については各所でご指摘がありまして、アヤキさんが例に引かれた「耳の垂れた猟犬」のシーンから、発言者をきちんと明示したらどうなるか試しています。「冒頭から飛ばして行きたい」を優先するのか「冒頭から読者を振り落とさない」を大事にするのか。「狙いだもん」と主張できるほどには意識を持って書いてなかった気がします。


>台詞の内容も当事者は「分かっている」前提で話をしている
という表現に膝を打ちました。これに注力するために他の部分を剪定する、という方向で立て直していければと思います。


説明が少ないのは「説明が下手だからでは?」と思ってみました。下手だから避ける。避けるから上達しない。んー言い方が後ろ向き。前向きに言い換えると、最小限の説明でしびれさせてくれる文章が好きで、そういうものをたくさん読んで、真似ようとしてるということでしょうか。ゆったり長い説明のものも読んで「説明大好き」と言えるよう目指します。


ほのめかしも大好物なのですが「書かないけど分かってね」という筆づかいはこれからも課題です。詳細な分析をありがとうございました!


推理はアヤキ探偵の怒涛の検証とその文字数に圧倒されっぱなしでした。逃げ切り阻止や物証の洗い直しなど粘り強い捜査はお見事でした!

冬木洋子さん
いつも嗅ぎ分けていただきありがとうございます。確かに、台詞回しとオノマトペは私にとって手放せない便利グッズなんだと思います。過去作の「やう」「おんー」を覚えててくださって嬉しいです!


他ブロックの推理も大体冬木探偵の言うとおり。私の匂いを嗅ぎ分けてくださるのと同じ魔法なのだから、まるっと信じればよかったです。


前回覆面で「君もディストピアを書いてみないか(大意)」とのお誘いがあり、挑戦しなかったのが心残りです。B04マリーを「歩く猫の大フェイク?」と一瞬仮定してくださったりして、「何ぞやるかもしれん」と思われてはいるんだなと、警戒おこたりない全方位推理に感服です。ありがとうございました!


藤原湾さん
少年たちの取りかえっこに騙されていただきありがとうございます。手話で会話されてる方の中には聞こえてる方もいたりするのに、はた目には区別が付かなかったりするんですよね。犬やら鏡やらじゃんじゃん盛り込んだ勢いを楽しんでいただけて嬉しいです。ご感想ありがとうございました!

彪峰イツカさん
タイトルが落ちる瞬間を喜んでいただき嬉しいです。ガラスのことはたくさん調べて、あとは実際に吹くだけです(ムリ)。犬がかわいいと何でもできる気がします。ご感想ありがとうございました!

森崎緩さん
何を説明して何を省くか計算していると言っていただき、そこをがんばろうと思いました。推理では、真間君みたいに人を食った(賛辞)キャラを私も書こうとしているので、間違えてもらえて光栄でした。韓国人名はまったくの偶然で、そんなBブロックに鶏林さんがいらっしゃるとは。小規模ながらここにもブロック分けミラクルがありました。


ところで逃げ切りお見事でした! あとがきの執筆構想を拝読し、覆面という制約からおはなしを作るプロセスや、「ここは思い切り自由に」とギアを上げるなどの手腕にうっとりしました。

菜宮 雪さん
ガラスづくりを横から見ている気分になっていただけて嬉しいです。仰るとおりあの場面は大変な事件が起こるというより「何かプロが黙々とやってる」感じがしたかったのだと、思いを新たにすることができました。推理ではマーマレード泥棒を見つけていただき、ありがとうございました!

神儺さん
人々や職業の掘り下げを気に入っていただき嬉しいです。その仕事で生きてる人たちがいることでお話が進んでいく、というお言葉に「それ、私が書きたいやつ」と震えました。ラストでタイトルを味わい直していただけたのが嬉しかったです。ご感想ありがとうございました!

並木空さん
生活描写は私も大好きなので気に入っていただき嬉しいです。健常なふりをして大人をだますのはどこかスリリングで、少年二人は割と面白がっているのかもしれませんね。ご感想ありがとうございました!

だもさん
悪い癖で「伝わるだろう」と表現を刈り込みすぎております。最初の糖蜜をかきまぜるシーンでイハンスとウラカエは一緒にいませんです。テヘー。

「落語で聞きたい」というご感想になるほどと思いました。自由な立場の語り手が、どこかで鳴った音や誰かが見たであろう景色をそのままベラベラしゃべってく距離感は、確かに本作の三人称で私がやりたかったことかもしれません。語り聞かせるつもりで仕切り直しています。ご感想ありがとうございました!

真北理奈さん
犬と子供たちがわちゃわちゃする日常を愛でていただき嬉しいです。ご感想ありがとうございました!

楠瑞稀さん
私の作風として人物の人情味を挙げていただき、そうだ人情表現をがんばろうと思いました。B04マリーの味わいに私を結び付けてくださったり、拙作B07は「文学的タイトル」と表現していただいたり、デヘー違うけどーいや実はそうかもーと、クネクネできて幸せでした。ありがとうございました!

GBさん
タイトル回収に気持ちよくなっていただけて嬉しいです。ガラス窯やパン窯のある暮らしを私も楽しんで描きました。「とある事実」「思わず読み返す伏線」など引き込まれるようなご感想に「私もそのお話読みたい」「じゃ、そういうお話にしよう」と思いました。ありがとうございました!

木菟みるくさん
適材適所、めでたしを感じていただけて嬉しいです。ヨーイはお利口ですありがとうございます!(←飼い主バカ)

川辺都さん
タイトル回収にしっくりきていただけて嬉しいです。「人もガラスも使い方」とのお言葉は作中の誰かが言いそうで浮かれました。ご感想ありがとうございました!

古宮九時さん
上手いとか機知とか言っていただけるなんて私の思うツボです! そういう部分を鼻にかけるところってウラカエっぽいなと思いました。私も黙して勤行します。ご感想ありがとうございました!

糸さん
描写やタイトルの仕掛けに乗っていただけて嬉しいです! ご感想ありがとうございました!

桐央琴巳さん
ガラスに関する右往左往やタイトル回収を楽しんでいただけ「私もそこが好き」と改めて思いました。「なんちゃってじゃない中世」は有り難いお言葉です。「ジナーンナ」などの字面を面白がってくださり、確かに字面でしか表現できないこともたくさんありそうで、芸になる何かを開拓してみようと思います。ありがとうございました!

塩中吉里さん
ヨーイに役目があることや、イハンスとウラカエがどんなコンビになり得るか裏打ちを膨らませてあり、人情とスキルのバランスをふむふむと拝読しました。会話文、合いの手、ホイサッサ展開、それこそ私だ! 推理のツイッター悲鳴以外にも、脇役談義やアイコン付き一覧表など、塩中さん発信の企画が目白押しで楽しい覆面8でした。


B04マリーの初読に歩く猫を当てはめてくださり、ふわふわドレスを着せてもらってポーッとなりました。逆立ち猫なので結局まる出しでした。


ここでする話か?とも思うのですが、B04雑感の「今は違うという寂しさが分かる」「読者に警戒心を起こさせるタイミング」などの表現が読み手として気持ちよいツボで好きでした。ありがとうございました! ニャー!

すずさん
ウラカエの内心は描かなかったのに「彼はイハンスのために修道院の企てに乗った」と読んでいただけて高揚しました。修道院はケチな「だけ」ではないもののやっぱりケチで(笑)、でも、二人で外の世界を見ておいでという親心もきっとあるんだと思いました。ご感想ありがとうございました!

ウルさん
ウルさん感想の幕開けに歩く猫引用の引用があり、はわわ!と奇声を上げました。カメラの長回しと例えていただき、本作でやりたかったことが遠くに見えたような気がします。引用してくださった長文はどれも草稿段階から変わっていないお気に入りの箇所でした。


にしても必殺!長文!みたいなタイミングで現れるので、それが流れをぎくしゃくさせたかなと、お褒めの言葉をためしに裏返して反省方面に活用させていただいております。たとえばこの手の長文を少し薄めて、代わりに頻度を上げ、作品全体に満遍なくしきつめたら、読み手も「そういう作風」と降参してくれるかしらと思ったりしました。


と、これは私がウルさんの文体に圧倒されるときがそうで、「うへーすごい物量(主に漢字)」「読めるのか私?(主に漢字)」とひるめばひるむほどかじりつき甲斐を感じる不思議な疑似餌感覚は憧れです。みっしり編まれた文章のそこかしこに、読みたくさせる煌めきが仕掛けられているように思います。


推理部分で言及してくださった「地の文からするっと台詞」も自分なりに大好きな呼吸で、ところが推敲をこじらせているうちに跡形もないツギハギにしてしまいがちなので、思い出させていただけたのが有難いです。忘れないようおでこに彫っときます(見えない)


提出期限が迫り、これで行くと決めたポイントが「私、このタイトル好き」だったので、気に入っていただけて嬉しいです。ご感想ありがとうございました!

骨平正樹さん
犬が人間を理解してるっぽい様子ってどんなだろうと工夫しながら書いたので、「言わなくても理解してくれる関係」というご感想に舞い上がりました。ありがとうございました!

久佐馬野景さん
人物造形を面白く、というところをこれからもがんばろうと思いました。キャラを気に入っていただき嬉しいです! 文章についても褒めていただき「麗容」という言葉を初めて知りました。おお、「:美しい姿・形」。こんがらがってきた時は、どんな姿になっているか意識するようにしてみます。ご感想ありがとうございました!

三樹さん
ヨーイのお婆ちゃんさを愛でてもらえて嬉しいです。お褒めいただいた「手際」や「説明」を手控える感じはいつも「やりたいな~でもむずかしいな~」と思っているところなので、投げずに取り組もうと思います。ご感想ありがとうございました!

天崎剣さん
読み直しても面白がることはできなかったとのことで、残念ですがしょうがない! 書きたい文章と読みやすさの両立はこれからも課題です。ご指摘を参考にお化粧を直してみています。お読みいただきありがとうございました!

はなふじマディ子さん
物語の密度と言っていただき「そうだ、私はそれに憧れてるんだ」と思いました。詰め込んだり背伸びしたりと格闘つづきでしたが、独特なにおいと表現していただけたことを励みにまた挑戦いたします。修道院手話は私もときめきポイントでした! ご感想ありがとうございました!

enuさん
中世暮らしをお楽しみいただき嬉しいです! 私もそれ系の本が好きです! その時代らしさが普通の人の生き方にどう影響しているか、気にしながら読んでいただけたのが嬉しかったので、そこをがんばろうと思いました。ご感想ありがとうございました!

連川宵也さん
小さな要素があつまって大きな流れになるお話は私も大好きです! 手話でヒソヒソくすくすやってる時はイーブンだったのにしゃべり始めてからはウラカエの独壇場となり、イハンスが「そーだよ、ぜんぶウラカエのお手柄だよ」とふくれ始めたので、ラストは入牢させてみたのでした(笑)ご感想ありがとうございました!

moesさん
タイトルについて「一見強制の言葉、でもそれが幸いに」との分析にはっとし、しみじみと味わっております。ウラカエの顛末に笑っていただけて嬉しかったので、もうちょっと力を抜けないかやってみようと思いました。ご感想ありがとうございました!
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